近年の医療機関の事情

実は私は看護師専門学校を卒業して、准看護師から正看護士として働いてほぼ10年以上になります。
始めは地元地域の総合病院に就職してから現在まで2度の転職を経験しましたが、初めては若かりし頃で1年ほどしてからでした。
その後は、尊敬する先生に半ばスカウトされるような形で、先生と同時に転職したものです。
そして、現在では神奈川県内の某大学病院に転職してから数年になりますが、元より当病院に転職してからはその回数というのは3回目の職場と言う事になります。
勿論、転職する際には数ある看護師の転職専門サイトを利用したわけです。
ところで昨今、看護師さんの転職に関してはネットサイトなどを覗くと求人サイトの中でも、看護師の求人サイトが多く存在しています。
それを裏付けるように各病院や医院でも看護師の不足が目立っているようで看護師の更なる補充問題が常に取りざたされています。
その為には、医療関係や病院サイドにおいては看護師不足を少しでも改善するよう務めているのが現状です。
そして、医療現場においても看護師の不平や不満を少しでも抑えられるよう離職の防止策も大切になってきます。
元より看護師は、専門学校や専門の教科で一定期間習得して、看護師免許の資格を取得して正規の看護師、又は準看護師になれるわけです。
この時に既に看護師とはどのような仕事なのか、仕事の技術的はどうなのか、という一面は一応承知しているはずです。
しかし、それでも医療現場に携わると、厳しい現実が待ち受けているのです。
仕事内容は思っていた以上で体力的にもきつく、更に夜勤などや救急等の不規則勤務である事なども加え、当初思っていた以上に予想以上の負担のある仕事であったという印象もあります。
更には、女性がだけの職場であり、医療という特殊業務もということもあって、特に人間関係や仕事のストレスが溜まリやすい仕事であることも確かです。
このような職場環境の中、特に新人看護師は感受性が高く、遂には「退職したい、転職したい」と考える時が多々あります。
転職

このようにいざ転職しようと考える時は、それなりの基本的な考え方や行動の仕方が有ります。
先ず、転職しようと考えたら何時迄もウジウジしながら職場にいることは周りの人達にも迷惑です、早急に行動をすべきです。
積極的にネットサイトなどを利用して、転職活動を行うべきです。
特に、面接の際には充分に予備知識、予備訓練をしておく必要もあるようです。
面接に際しては、先ず貴女の家族構成や通勤手段、趣味のこと、そして愈々核心部分には今までの看護師の仕事の実績や感想、転職動機、それに当病院の何処の部署を希望するか、などを確実にと問われます。
そして、この時の答え方としての面接の大事な部分は、”このような仕事をしたいので、こういう部署を出来れば希望したい”とはっきり言えることです。
特に、看護師の転職面接では、希望する職種や部署が非常に大切になってきます。
このことを肝に銘じて転職を心掛けましょう。
また、これは私のような中堅の看護師でも言えることですが、特殊な仕事の関係もあって特に看護師の燃え尽き症候群とかいうらしいです。
このような特殊事情もありますので、特に医療機関や中堅、ベテラン看護師は、このような事態を常に念頭に置いて、職場環境や福利厚生を充実させ、有休などもきちんと消化出来る仕組みやリフレッシュ体制、それに新人に対しては先輩看護師の気配り、教育や悩みなどの相談相手、ストレスが掛からない為のフォロー等なども大切になってきます。
いずれにしても看護師さんの退職や転職の問題というのは、個人の問題もそうですが以上のような医療機関という複雑な事情が絡んでいるのも確かでしょう。